高倍率ズームデジカメ

近所で撮影した野鳥の写真やデジカメの話題など

鹿

早朝にいつものフィールドに立ち寄ってみたら,また鹿に出会いました.

この時間だとまた出るかも知れないなと思いながら歩いていたら,本当にバッタリ出会いました.

いつもなら一瞬先に気付かれて逃げられてしまうのですが,今回は気付いてすぐ立ち止まったので,向こうもこうちらの様子を窺いながらの警戒モードに入り,動画を撮影する余裕がありました.

AL.PLAZAの天辺で囀っていたイソヒヨドリ

コゲラ

京都御苑

今日は朝から Nikon COOLPIX P900 を持って京都御苑に行って来ました.

この先の京都府立植物園や宝ヶ池には何度も行っているのに,ここは初めてです.

地下鉄の今出川駅を降りて南へ少し歩いたところにある乾御門から入りました.

周囲がケラレているのは前回書きました通りフードによるものです.

初めての所は広角も使うのでフードを外すか迷ったのですが,結局そのまま行きました.

上の地図に枝垂桜の絵が描いてあるのは,この道の先にあるアレかな?

近付くとなかなかご立派な木でした.

良く見るとメジロが来ていました.

その先へ進むと,別の目立った桜があり,人々が入れ代わり立ち代わりカメラを向けていました.

猿ヶ辻

京都御所の北東角を鬼門封じとして角を落としています.

母と子の森に到着しました.

ここが楽しみにしていたバードバス(野鳥の水場)があるところか.

水場の周囲は囲われています.

正面から見た水場

すぐにヤマガラシジュウカラがやって来ました.

水浴びした後の羽繕い

この水場に到着したのは自分が一番乗りだったようで,この撮影中に三脚を持った常連さんと思われる方々が次々とやって来ました.

声を掛けると,ここは10時くらいが一番出が良いとか,この時期は運が良ければアオゲラも見れるといった話をしてくれました.

ふと空を見上げると,頭上で複数のトンビが旋回していました.

ズームで狙おうとしたのですが,とても追従出来ませんでしたので,以下は動画からの切り出しです.

その場を離れ先に進むと,地面を歩いている鳥が居ました.

自宅周辺で地面を探っている鳥と言えばアオジシロハラが多いのですが,ここでは違う顔ぶれに出会いました.

ビンズイ

イカル

出水の枝垂桜もカメラを持った人だかり.

出水の小川

ツグミも地面を歩いていました.

梅林

桃林

黒木の梅

高倉橋

マガモ

拾翠亭

ムクドリ

セグロセキレイ

カワラヒワ

エナガ

最後はコゲラが巣を作っているところに出会いました.

細かい木屑が舞い落ちるところまで見えます.

Nikon P900 大きさ比較と最短撮影距離

時間が前後しますが,Nikon COOLPIX P900 開封の儀から,大きさ比較と接写倍率の実験です.

今回の購入品

前回書きました通り,フードや保護フィルターは付属しないので別買いです.

上段に取説と保証書.

CD-ROMなどのメディアは付属しません.

エアキャップに包まれた本体(レンズキャップ付き)と,ストラップ,バッテリー,ACアダプタ,USBケーブルなどが同梱.

充電はこのようにUSB接続で行います.

単独で充電するためのチャージャーは別売りで用意されていますが,これは同梱して欲しかった.

予備のバッテリーが必要な状況になったら,買わざるを得ないでしょうね.

Canon SX50 HS との大きさ比較.

どちらも自分の使用状態に合わせてフードを装着したままです.

ストラップは使用せず,毎回カメラバッグから出し入れするのが自分の撮影スタイルです.

以下はお約束の焦点距離ごとの最短撮影距離と接写倍率の実験です.

ズームメモリーで指定可能な焦点距離で実験しましたが,換算24,28,35,50ミリはレンズフードが接触するまで寄れるので,50ミリのみ撮影しました.

50ミリ 0.05メートル

85ミリ 0.15メートル

105ミリ 0.2メートル

135ミリ 0.3メートル

200ミリ 0.5メートル

300ミリ 0.8メートル

400ミリ 1.0メートル

500ミリ 1.2メートル

600ミリ 1.5メートル

800ミリ 2メートル

1000ミリ 3.5メートル

1200ミリ 4.0メートル

1400ミリ 4.0メートル

1600ミリ 4.5メートル

1800ミリ 4.5メートル

2000ミリ 5.0メートル

デジタル(中間) 5.0メートル

デジタル(最大) 5.0メートル

今まで使って来た高倍率ズーム機は,接写倍率が最大になる組み合わせがハッキリしていたのですが,P900 は余り変化が無く意外でした.

撮影距離は1メートルごとに目印を置いて目分量で書きましたので参考程度にしてください.

Canon SX50 HS で接写倍率が最も高くなるのは,テレ端の1200ミリ相当で1.3メートルくらいで した.

それとほぼ同じ距離からだと,P900 では500ミリ相当でこれくらいになります.

COOLPIX P900

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

■先ずは外観から

フードは付属しませんので,安物を同時購入しました.

レンズ先端に67ミリのフィルターネジが切られているので,専用アダプターが不要なのはありがたいのですが,ここで問題が発生しました.

フードを適正な角度にロックナットで固定するのですが,それが鏡筒の径より大きいのと,電源を切ると鏡筒先端が極僅かですが本体より沈み込むため,ロックナットが干渉してしまいます.

そこで同じく同時購入した薄型UVフィルターを先に取り付け,その上からフードを取り付けることで干渉は回避出来ましたが,今度は広角端24ミリ相当でケラレが発生しました.

フード本体はバヨネット式で取り外しと逆着けが可能なので試しましたが,ケラレはベース部分で生じていました.

テレ端付近を多用する鳥撮りでは余り問題にならないので,当面はこのまま使うことにします.

■取り敢えず,今朝試写して来た写真を貼ります.

シジュウカラ

ジョウビタキと思って撮りましたが,ルリビタキの雌?

ジョウビタキ

ジョウビタキ

エナガ

コゲラ

ヤマガラ

巣の材料を集め中?

■使用感

・サイズも重量も従来機より二回りほど大きい印象ですが,慣れてしまえばどうってこと無かったです.

重くて使い辛いのではという心配は消えました.

逆にこれを使った後に従来機を手にすると,こんなに小さかったのか!と驚きました.

・機能の中で重宝したのがズームメモリー

確かパナソニックでは同じ呼び名で,前回電源を切った時のズーム位置を覚えておき,次回電源を再投入すると再現する,という機能だったので,てっきりそれと同じと思い込んでいましたが,違いました.

これはリコーなどでステップズームと呼んでいる機能ですね.

あらかじめズーム位置を複数の候補の中から選んで設定しておくと,その中間を飛ばして段階的にズームするものです.

これによりズームレバーをチョンと操作すると次のズーム位置まで行って止まるので,例えば2つの焦点距離間を行ったり来たりが簡単に出来るようになります.

ボディ左手側にクイックバックズームボタンがありますが,その引き位置もズームメモリーの制限を受けます.

大きくズーム位置を移動する時に便利なズームメモリーですが,移動した先で画角の微調整をしたい場面がありました.

そのときボディ側面のサイドズームレバーは,ズームメモリーの影響を受けずに連続的に操作出来ることに気付き,上手く出来ているなと感じました.

・5段分と謳われている手ブレ補正は確かに効いている実感があり,超望遠の手持ち撮影を実用的なものにしてくれます.

・連射はHにすると7コマで打ち止めになり,復帰に数秒かかるので,Lで使用しています.

・ズームメモリーで1200ミリ相当(Canon SX50 HSのテレ端と同じ)と2000ミリを比較しましたが,数字から受ける印象ほど大きさの差を感じませんでした.

実際の画角は数字通りなんですが,個人的な期待や思い込みによる印象(あるいは感想)と思ってください.

Canon SX50 HSでデジタルズームによる2400ミリ相当を多用し慣れていたということもあると思います.

Nikon P900で光学のみで2000ミリはやはり価値があると感じます.

・ズームメモリーを使用していると,ズームレバーでは光学2000ミリ相当の位置までしかズーム出来ず,デジタル領域に入るにはサイドズームレバーを操作する必要があります.

また,画質の劣化しないとされる範囲と,それを超える範囲でバー表示の色が変わり,その移り変わりポイントで一瞬止まるような工夫がされているのですが,それでもデジタルズームはちょっと使い辛いと感じました.

ズームメモリーでデジタル4000ミリ相当も設定出来たらベストだったんですが.

・電源投入時のズーム位置を設定出来るのはいいのですが,望遠側が135ミリ相当までしか無いのは何故なのか?

あと電源を入れてズームが完了するまでEVFが表示されないのがちょっと使い辛いです.

他社機ではユーザーモードにズーム位置の記憶も含まれていたので,テレ端にしておりました.

これにより電源を入れると同時にカメラを構えてファインダーを覗くと,自動でテレ端にズームする途中なので,その間に被写体を中央に捉えることで速写性を確保出来ていました.

光学2000ミリ相当で撮っておいてトリミングしたのと,デジタルズームしたので画質がどう違うかとか,焦点距離ごとの最短撮影距離と接写倍率なども実験してみたいところなので,落ち着いたらボチボチやって行こうと思っています.

以上,実機を触って初めて分かった点を中心にレポートしてみました.

今日も晴天

今週の土日も先週と同じように,土曜日が晴れで日曜日が雨のようですね.

と言うことでまた芥川へ散歩に行きました.

出会った鳥は特にコレと言った目玉も無くいつものメンバーでしたが,気持ちの良い気候でした.

シロハラ

ジョウビタキ(雌)

シジュウカラ

ちっちゃくてチョコマカ動き回るエナガはなかなか撮影出来ません.

コゲラもじっとしていないですね.

どれぐらいじっとしていないかと言うと...

このモズは隣の木と行ったり来たりを繰り返していたので,撮影し易かったです.

コサギ

Google+利用開始

今日は朝から大変良い天気でしたので,久し振りに芥川へ散歩に出掛けました.

気温がピークになる時間帯を狙って,昼過ぎから出掛けたのですが,とても気持ち良かったです.

ところで,このブログに貼り付けている写真は,Picasaウェブアルバム,動画は Youtube へそれぞれアップロードしたものを引用しているのですが,Google+のページからフォトにアップすると,面白い効果を利用出来ると知りました.

連写した写真をアップすると,このようにアニメーションするモーション画像が生成されます.

カワセミが丁度ダイブして魚を捕らえて枝に戻って来たタイミングを捉えることが出来ました.

食べ終わってから動画に切り替えたのがこれです.

ジョウビタキ(雌)

ジョウビタキ(雄)

こちらもモーションしてみました.

こちらは Youtube からの埋め込みですが

Google+で共有すると動画のサムネイルもダイジェストのようなモーション画像になります.

これはブログに画像だけ引用しているので,クリック出来ませんが.

続いて水浴びシリーズです.

ジョウビタキ

水浴び後の羽繕い

カワラヒワの水浴び

最後は百舌です.

これからの季節は梅や桜に絡めてメジロなどの小鳥を撮影するのが楽しみなのですが,今年は予期せず百舌が最初になりました.