寄せ植え定期便
プチガーデンとして通販で簡易栽培セットを購入したり,近所のガーデニングショップで花の苗を買って来てプランターに植えたりしていますが,それとは別に寄せ植えが毎月届く商品も注文しました.
その第一便が本日届きました.
最初から完成された形で届くので,あとは飾るだけの手軽さです.
早速,入手したばかりの R8 で撮影テストをしたのですが,あいにくの雨で思うように撮影出来ませんでした.
■マクロモード考察
RICOH はマクロに強いことで定評があります.
28-200mm相当のズームレンズでマクロモードでは広角端でレンズ前1センチまで,望遠端で25センチまで寄れるとなっています.
しかし広角端でマクロモードに切り替えると,レンズが僅かに繰り出すことに気付きます.
ステップズームの機能をONにしていると,液晶モニタに焦点距離が表示されるので確認すると,32mmとなっています.(35ミリフィルム換算)
レンズを望遠側にズームして行くと,最短撮影距離も伸びて行き,望遠端で25センチになるのですが,その変化は直線的ではありません.
ステップズームで32,35,50mmまでは,1センチでピントが合います.
次の85mmになると5センチくらい離さないとピントが合わなくなります.
もうひとつ,シーンセレクトにズームマクロというモードがあります.
これはマクロ撮影にデジタルズームを組み合わせて更に拡大する機能ですが,このときレンズがある位置で固定されます.
ステップズームでも焦点距離の表示は出ませんが,ポジション的に50mmをちょっと超えたあたりです.
この位置でもレンズ前1センチでピントが合います.
この結果から自分もピン!と来た(笑)のですが,これが設計上の最大接写倍率が得られるポジションであると直感しました.
デジタルズームはもとより使うつもりがないのですが,このズームマクロのモードに切り替えることで,最大接写倍率が得られるズームポジションになることを知っていれば,便利に利用出来ます.
このポジションは,下記の計算により57mm相当であると分かりました.
■焦点距離の計算
ステップズームの機能を使って,各ステップで撮影したファイルに記録されたExif情報をプロパティで見て,35ミリフィルム換算の呼称と実際のレンズの焦点距離を比較しました.
左から,ステップズームの表示,プロパティの値,カッコ内は望遠端の200:35を基準に計算した値です.
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28mm 5mm (4.9mm)
32mm 6mm (5.6mm)
50mm 9mm (6.1mm)
85mm 15mm (14.9mm)
105mm 19mm (18.4mm)
135mm 24mm (23.6mm)
200mm 35mm (35.0mm)
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シーンセレクトのズームマクロで撮影したファイルのプロパティは焦点距離10mmとなっていたので,35ミリフィルム換算で約57mmと計算しました.