RICOH R8購入
結局と申しますか,やっと R8 を購入しました.
振り返ると RICOH は R4,R5,R6 まではトントンと買い換えて来ました.
(もっと昔には RDC-7S という機種も持っていたりしましたが.)
R3 以降の共通するスペックは,コンパクトなボディに28-200mm相当のズームレンズ,それに卓越した接写能力です.
R5 までは正直デザイン的にイマイチなところがあったのですが,R6 でかなり洗練された感じになり,自分としてはにはこのシリーズの決定版的な印象を持っていました.
続いて出た R7 は見た目も同じで買い換えるだけの変化も感じられなかったので見送ることにしました.
そしてこの R8 では Caplio の名を捨て,見た目もガラッと変わって大変シンプルでシックなデザインになりました.
特にシルバーモデルは銀塩時代に憧れた高級コンパクトにも似た雰囲気を持っていて,久々に欲しいと思えるものでした.
しかし発売当初から,同クラスの他社製品に比べ割高で,しかもなかなか値が下がらない状況が続きました.
そうこうしているうちに,更に次モデルの R10 が出ました.
基本的に R8 のデザインを引き継ぐものでしたが,グリップの形状変更が気に入りませんでした.
性能は着実に進化しているはずですが,趣味の道具としてデザインが気に入ることは重要な条件になっているのです.
R8 は一時最安値が2.5万円近くまで値が下がったのですが,その後ジリジリと上がり出し,現在は3万円近くになってしまいました.
そこで中古市場に目を向けて,ショップのオークション形式で2万円で落札しました.
中古と言っても非常に状態の良いもので,申告されていた傷も現物では確認出来ないほどの美品で全くの文句無しでした.
苦手とされる室内で試し撮りしたところ,R6 と比べてノイズも少なくクッキリした描写で画質の向上を実感出来ました.
これからお散歩や花の接写に活躍してくれそうで,撮影するのが楽しみです.