カブクワ始動!?
当ブログは冬は野鳥撮影,夏はカブトムシ飼育記録が中心になります.
例年ですとカブトムシの話題が出始めるのは6月頃ですが,今年は違います.
何とカブトムシの幼虫が蛹になってしまった!
原因は暖かい室内に置いてあったためです.
今までカブトムシの飼育は庭で行っていました.
もちろん直射日光が当たらないように,また雨ざらしにならないように囲いはしていましたが.
昨年はカブトムシの成虫が大脱走するというトラブルが2度あり,採卵が遅れて幼虫の成長が遅くなってしまいました.
そこで冬の間も冬眠させずに餌を食べ続けさせることで遅れを取り戻そうとしたのです.
実際,冬の間も元気に動き回る幼虫の姿を観察出来ました.
蛹化はいつもより1ヶ月くらい早くなるかも知れないとは思っていましたが,まさかこんなに早くなるとは予想もしませんでした.
ただ蛹になったのはこの一匹だけで,他はまだ幼虫のままです.
いつもは蛹になりそうな気配を察知して,マットの下半分を押し固めてケース一杯くらいまでマットを増量するのですが,今回は乾燥気味のマットが半分程度しか入っていなかったので,蛹室を作れずマットの上にゴロンと蛹になっているのに気付いた時は焦りました.
慌てて昨年作成した人工蛹室に移しました.
それから昨年から飼育を始めたクワガタの内,一番大きなオオクワのペアが冬眠からお目覚めになりました.
クワガタの越冬を初めて経験しましたが,無事復活して良かったです.
但し他のケースのクワガタは眠ったままで動きはありません.(姿は見えないので出て来るまでちょっと心配.)
水槽用のシェルターを入れてみたのですが,気に入ってくれたようです.
こちらは動き出したメスがゼリーに頭を突っ込んでいるところです.
昨年の購入当初,ダニ防止マットで中毒状態となり回復に2週間かかりましたが,元気に冬を越すことが出来ました.
オオクワ♂74ミリ