Active D-ライティング
先日のダイナミックレンジ拡張の続きです.
今度は,NIKON COOLPIX P90 で実験しました.
まず最初に特殊なモードを使わず露出補正のみのブラケット撮影です.
順に露出補正0,+0.7,-0.7 です.
今度はActive D-ライティングをON(強度は標準)にしてブラケット撮影です.
露出補正は順に0,+0.3,-0.3 です.
Active D-ライティングは撮影時に自動でアンダー寄りにしておいてから諧調を適正に処理するのに対して,D-ライティングは撮影済画像の諧調を適正に処理して別ファイルとして保存するものです.
最初の3コマで露出補正-0.7したものと,それに対してD-ライティングの処理を施したものです.
最後はActive D-ライティングとD-ライティングです.
(いずれも上の画像を改めて並べただけです.)
購入当初はActive D-ライティングは常時ONでもいいのかなと思っていましたが,何だか全体的に白っぽくなったりノイジーになるので,逆光などでアンダーになってしまった画像に対して後からD-ライティングすることにしました.
これなら別ファイルになりオリジナルは残るので,強度を変えて効果を確認することも出来ます.
(強度は弱め,標準,強めの3段階が選べます.)