接写倍率
キヤノン「PowerShot SX10 IS」の【実写速報】が掲載されました.
広角28mm相当からの高倍率ズームとバリアングル液晶モニタを採用している点で購入意欲をそそられるのですが,バッテリーやメモリカード込みの使用重量が662gと分かってちょっと引きました.
光学20倍ズームというのもすごいですが,そもそも自分は遠くのものを大きく撮るよりも,近くのものを大きく撮るマクロの能力を重要視することを思い起こし,改めて手持ちのコンデジを比較してみました.
スーパーマクロでほとんどレンズがくっ付きそうなところまで寄れますが,実際には近付き過ぎると被写体にカメラの陰が落ちて困ることがあります.
また,昆虫などは逃げてしまう恐れがあるので,余り近付けません.
となるとワーキングディスタンスの稼げるテレマクロの能力に優れている方が重宝します.
広角のパースペクティブが強調された表現も面白いですが,オークション出品用などのいわゆるブツ撮りでは中望遠の方が形が歪まなくて好都合です.
結局のところ手持ちのコンデジと劇的に違うということは無さそうなので,ここは買わずに我慢するか,衝動買いしてしまうのか,今のところ自分でも分かりません.