PicasaとGoogle+フォトとGoogleフォト
Googleフォトについて検索していて,はてなブログ には画像引用ツールがあると知って,試しにブログを開設することにしました.
現在のブログはFC2にあるのですが,画像はGoogleフォトからURLを取得して貼り付けています.
いまここに画像(スクリーンショット)をGoogleフォトから引用ツールで貼り付けましたが,一括して選択出来るのですごく楽ですね.
順番の入れ替えはカット&ペーストで出来ましたし,これはいいかもです.
他にもFlickrやYoutube,ニコ動,Evernote,Twitterなどいろいろな貼り付けツールが用意されています.
さて本題ですが,趣味で撮影した野鳥の写真を整理/編集するためのオンラインサービスとしてGoogleフォトを利用しています.
もともとは,Picasaウェブアルバムからスタートして,その時点での編集ツールはPicnicでした.
それがPicnicのサービス終了と同時にGoogle+のフォトで編集出来るようになりました.
Picnicは非常にお気に入りでしたが,Google+フォトでもそれほど遜色はありませんでした.
しかし,ここへ来てGoogleフォトへの移行が強制的に行われ始めました.
ややこしいですが,同じGoogleでも+が付くサービスから付かないサービスへ切り離されたのです.
それでも同じ使い勝手なら問題は無いのですが,PCでしか利用しない自分にとってはかなり使いにくいものでした.
その辺の違いをスクリーンショットにまとめようと思いました.
■Picasa ウェブアルバム
幸い,まだPicasaウェブアルバムは使えます.
アルバムや中の写真一覧をサムネイルで表示する画面は,Picasaが一番見やすいです.
■Picasa アルバム内写真一覧表示
■Picasa の一覧から1枚の写真を選んで表示し,操作メニューをプルダウンすると,中にGoogle+で編集という項目があります.(昔はPicnicで編集でした.)
■するとGoogle+フォトでの編集画面が開きます.
Google+のページからはもう開けないので,裏技的になりますが,これもいずれ使えなくなるのでしょうね...
■Google+フォトでのトリミングは,見ての通りアスペクト比や縦横の切り替えが出来ました.これは自分にとっては重要な機能でした.
■一方,Google+ページでは左メニューにあったフォトが消え,右上のアプリメニューからフォトを呼び出す仕様に変っています.
■そこから開く画面はGoogle+ではないGoogleフォトであり,アルバムはコレクションと名前が変わっています.
Google+にはコレクションという別機能があるので,ややこしいです.
サムネイルは非常に大きく,Picasaのようにサイズの調整も出来ません.
■Googleフォトでアルバムを開いた画面も,サムネイルがでかでかと表示されます.
■Googleフォトのトリミング画面には,アスペクト比の選択や縦横比の入れ替えはありません.
■Googleフォトのトリミングで気が付いたことが2つあります.
・シフトキーを押しながら枠をドラッグすると,アスペクト比が保持される.
・1:1の位置で枠が吸い付けられるように止まり,上に1:1の表示が出る.
この調子で他のアスペクト比も選べたら良かったのですが,何度試しても1:1だけのようです.
■Google+フォトの画面に戻って,画像調整とディテールの内容を見ます.
■これに対してGoogleフォトでは色フィルター以外の基本補正はこれしかありません.
ポップというのは,どうやらコントラストの調整のようです.
周辺減光なんて要らないから,シャドウや温かさを入れて欲しかった.
シャープネスやストラクチャもありません.
編集機能について,いろいろ文句を言っていますが,そんなのローカルで編集してからアップロードすればいいじゃん?と思われるかも知れません.
でもGoogleフォトの編集はいつでも元に戻してやり直しが出来るのです.
ローカルで編集して,例えばトリミングして保存したら,元には戻せません.
もちろんオリジナルはそのままに別名で保存すればいいのですが,Googleフォトに取り合えずアップロードして,好きな写真だけ好きなように編集してブログに引用する.
その時点でやっぱりもっと大きく切り出せばよかったとか思い直してやり直すことが結構あるので,今のやり方が気に入っています.
ローカルPCにフォトレタッチソフトが無くてもブラウザ上で修正出来るのも便利です.
■最後に,ローカルで編集するとしたら,Windows10に標準で入っていたフォトアプリが結構いい感じでした.