カブト飼育ケース
例年の我が家ですと,丁度今時分からカブトムシの羽化が始まるのですが,今年は違います.
幼虫を育てていた飼育ケースを例年通りの屋外(庭)と,今回から屋内にも分けて置いていたのですが,
冬でも暖かい室内で冬眠することなく活動し続けた結果,屋内組は4月頃に蛹化し,5月から羽化が始まりました.
これは6月に羽化した直後の固体で羽がまだ白い状態を撮影したものです.
まだ角には蛹の殻を被っています.
その後,時間とともに羽の色が濃くなって行き,いつもの成虫になります.
さて,ここからは飼育ケースのお話です.
最初は透明のプラケースに昆虫マットを入れ,留まり木やエサ皿を置いて,その中でカブトムシを飼育していました.
でもカブトムシは力が強いので,ケース内で元気に動き回って(暴れると言った方が正しいかも)
そこらじゅう引っ掻き回すので,エサ皿もひっくり返って昆虫ゼリーもマットでドロドロになります.
また,ツルツルした壁面は爪が引っ掛からないのでカブトムシが登れず,虚しく壁を引っ掻いている姿も気になりました.
そこでふたつの工夫をしました.
1)ダイソーで園芸用の鉢底ネットを買って来て,折り曲げて飼育ケース内に入れることで壁も登れるようにしました.
2)エサ皿に脚を付け,高さを稼いでマットに沈まないようにし,脚の裏は底面の鉢底ネットに木ネジで固定し倒れないようにしました.
エサ皿の下は身を潜める隠れ場所にもなります.
以下,その作例です.
造葉は飾り兼,転倒防止用です.
オオクワキングで買ったゼリーホルダーはスプリッターで半分に切った16gカップをセットすることで開口面積が広く食べやすくなるスグレモノです.