蛹室の露天掘り
今カブトムシの幼虫を飼育ケースに複数とペットボトルの上を切った個室の2種類で飼育していますが,ペットボトルの側面から蛹室を作っている個体が複数確認出来たので,いくつか露天掘りを決行しました.
左は今回作った人工蛹室で,現在は空っぽです.
ペットボトルの個体
飼育ケースの方は,上から慎重にマットを取り除いて行き,最初に見つかった1匹でストップし,これを成長段階の指標とすることにしました.
このあと埋め戻さずに,上に木片を置いて蓋としました.
また別の飼育ケースは底から覗くとこのように姿を確認出来る物もありました.
昨年,唯一観察出来た個体は,6月末に前蛹となり,7月頭に蛹になったので,今年も同じようなペースと言えそうです.
これらの幼虫のいくつかは,人工蛹室に移して観察出来るようにするつもりですが,現段階で移動させると幼虫が壁面に穴を開けて移動しようとする恐れがあるので,前蛹になるか蝋化するまで待つことにします.
吸水スポンジによる人工蛹室も作ってみました.
スプーンで彫らなくても,水に浸してから指で押すだけで整形出来ました.
また100均でシリコンキャンディーメーカーというのが目に留まりました.
触ると非常に柔軟で,このまま人工蛹室としても使えそうでしたが,逆さまに置いて蓋として利用することにしました.
鮮やかなカラバリがありましたが,ブラウンとグリーンを購入しました.