マクロ比較
今日は Nikon P90,RICOH CX1,FUJIFILM F200EXR の3台でマクロ撮影の比較をしました.
Rシリーズの流れを汲む CX1 がマクロに強いことは分かっていましたが,見やすい3インチ92万画素の液晶モニターやフォーカスブラケットの機能により,より快適に撮影出来ました.
P90 も近接能力に優れ,チルト式液晶モニターも大活躍してくれました.
ただしマクロでAFが外れる場面が何回かありました.
被写体が小さいとスポットAFにしても合焦しないので,マニュアルに切り替えました.
正しくは合焦していないのにAF枠が緑色になってピピッと合焦音が鳴りました.
マニュアル操作ではマグニファイヤーのように全体あるいは中央部だけ拡大表示出来るのでピントの確認はしやすいです.
その点 CX1 はマクロのAFも確実で外れたことがありません.
その代わり合焦までジージーと少し時間がかかりますが.
P90 は色合いが明らかに黄色っぽいですが,わざと補正しないでアップします.
それから P90 だけ仕上がり設定が「標準」ではなく「鮮やか」になっています.
1cmマクロと言っても被写体がこのような昆虫の場合,そうそう寄れるものではありませんので,ある程度ワーキングディスタンスを確保した上でどこまで接写倍率を上げられるかがポイントになります.
F200EXR は最短撮影距離が他の2台より遠いので,同じ感覚で扱っているとピントが合わず戸惑いました.
ピントが合う位置までカメラを引いて撮影したところ,結果は下の通りです.