RICOH CX1のマルチターゲットAFとフォーカスブラケット
事情により長らく更新が滞っておりましたが,ようやくの復活です.
今までの鬱憤を晴らすかのように,デジカメも立て続けに買い替え,買い増しをしており,その撮影やテストレポートが追い着かない程です.
今回はまず,RICOH CX1 のマルチターゲットAFとフォーカスブラケットについて紹介します.
マルチターゲットAFは被写体のフォーカスポイントを7箇所カメラが自動設定し,連写するものです.
マクロ撮影においてこの機能を使った時の液晶画面表示を別のカメラで撮影し,1枚の画像にしたものがこれです.
緑色の枠が見えている箇所が,カメラが設定したフォーカスポイントです.
奥から手前へピント位置を変えながら7枚撮影されているのが分かると思います.
左上の画像はmenuボタンから本機能を呼び出している画面で,右下はADJ.ボタンに登録して呼び出している画面です.
似て非なる機能にフォーカスブラケットというものがあります.
こちらはAFによって決定されたピント位置を中心に,前後に2枚ずつ少しピント位置をずらして合計5枚の写真を連写するものです.
このずらし量は設定で広いか狭いの選択が可能です.
この例で上の方にあるQ.MENUの文字と下の方にあるOFFの文字に注目するとそのボケ具合からピント位置が移動している様子が分かると思います.