3Dデジカメ
富士フイルムがReal 3D Systemを発表しましたね.
以前このジオログにも書きましたが,銀塩の頃から立体写真,ステレオ写真に興味を持っていたので,やった!という感じです.
と言いますのも,立体写真が一般的でないため,機材の入手が困難で,2台のカメラを並べて同時撮影出来るようにしたものを自作している方もいらっしゃるくらいです.
またレンチキュラーのカメラも持っていましたが,立体プリントのサービスをやってくれるところが無くて手放した経験もあります.
今回FUJIが開発した3D写真の特徴は,撮影に2つのレンズを使うところまではステレオ写真と同じですが,液晶モニタも3D用のものを開発し,裸眼で立体に見える(実物はまだ見ておりませんが)ことと,3Dプリントのサービスも同時に提供してくれることです.
またカメラが光学系をふたつもつことで,3D以外に左右を合成したパノラマ写真とか,望遠と広角の同時撮影とか,設定の違う写真の同時撮影(ブラケット)など,様々な可能性を秘めています.
これはもう必ず買いますとここで宣言してもいいでしょう.
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0226.html
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2008/09/24/9291.html
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2008/09/25/9302.html
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080925/1019034/
また次世代撮像素子としてSuper CCD EXRが発表されましたが,先にニュースになったSONYの裏面照射型CMOSイメージセンサーと共に期待しています.
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0225.html?link=newsrelease
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200806/08-069/
デジカメの商品サイクルが余りにも短く,またちょっと画素数が増えたとかズーム倍率が上がっただけでモデルチェンジしているものもあり,正直そのような新商品にはうんざりしていました.
ここへ来て革新的な動きが見えて来たことはうれしい限りです.