高倍率ズームデジカメ

近所で撮影した野鳥の写真やデジカメの話題など

マクロ比較

銀塩の一眼レフを使っていた頃は,標準ズーム以外に超広角やマクロレンズを持ち歩き,レンズ交換に大忙しでした.

今時のコンデジは,その交換レンズ単体よりも小さく軽くなっているので,現在の撮影スタイルはコンデジ複数台持ち歩き,レンズ交換ならぬデジカメ交換に大忙しです.

それも,この撮影はこのカメラでしか出来ないということではなく,メーカーや機種による差を比較するのが楽しいのです.

もちろん色調とか彩度はカメラ側の設定で変えられるようにはなっていますが,それ以上にカメラの持つ個性みたいなものがあって,それが自分好みであれば愛着も感じるようになります.

この写真は OLYMPUS SP-560UZ と KONICA MINOLTA DiMAGE A200 の比較ですが,後者は所有しているデジカメの中で背景のボケが一番大きいです.

DiMAGE A200 のCCDは 2/3型とコンデジとしては最大級のサイズであり,マクロのときは最も被写体に寄れる(13cm)テレ端の200mm相当を多用しているので,結果としてそのようになっているのだと思います.

他機種との比較において絞りがどうなっているかや,開放F値の制約もあると思いますが,プログラムオートで撮った場合の話です.

また,DiMAGE A200 の液晶モニタは,今では小さい1.8型ですが,数少ないバリアングル対応であり,マクロ撮影の時にそのありがたさを実感しています.

こちらは SONY DSC-W170 で撮影したものです.

DiMAGE A200 に比べたらボケは小さいですが,平面ではなく奥行きのある構図で手前にピントを合わせれば,背景はそれなりにボケます.

液晶モニタは固定ですが,2.7インチで視認性も優れています.